東武鉄道には南栗橋車両工場(みなみくりはししゃりょうこうじょう)という、東武で一番大きな車両工場があるよ。
ここでは、お客さまに安心して快適(かいてき)に電車を使っていただけるようにたくさんの検査(けんさ)をしているんだ。どんな検査をしているか紹介(しょうかい)するね。
入場
検査をする電車が工場に入り、1両ずつ切りはなされます。
屋根上部品(やねうえぶひん)の取り外し
パンタフラフやクーラーを取り外します。
車体と台車の切りはなし
車体を大きなクレーンで持ち上げて、台車から切りはなします。
台車とモーターと車輪(しゃりん)の検査
台車からモーターと車輪を取り外して、検査をします。
車体と電気部品とブレーキ部品の検査
車体から電気部品とブレーキ部品を取り外して、検査をします。
車体と台車の組み立て
車体をクレーンで持ち上げて、台車にのせます。
車体の塗装(とそう)
ロボットで車体をきれいにぬりなおします。
総合検査(そうごうけんさ)
最後(さいご)に電車がちゃんと走ること、止まることができるか、検査をします。そして試運転(しうんてん)をします。